2013年7月5日金曜日

映画『アラビアのロレンス』

今ではこんなスケールの大きな映画は作れないでしょうね。。。

映画『アラビアのロレンス』(1962年)は、オスマン帝国(トルコ)からのアラブ独立闘争の映画です。

私は、この映画が作成された意図は分かりません。 第二次中東戦争が終わり、イギリスが国家(United Kingdom)としての力を失う危機感を強く持っていた頃です。 アメリカはベトナム戦争に突入し、1963年にJ.F.ケネディが暗殺されました。
   
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エジプトでは、「アラブの春」を眺める余裕もなく、冬が来た!

ムバラク政権時代には大衆は政治に興味がありませんでした。 「アラブの春」で大衆が政治に興味を持ち始め、大いに期待が膨らんだのです。 しかし、日々の生活は、1年で劇的に変わることはありませんでした。 当たり前ですよね、たった一年ですから。

言わずもがな、この件に関して日本のメディアの報道は薄っぺらです。 大学生のみなさん、TOEICの点を10点あげることよりも、アラビアのロレンスを10回くらい見て、アラブの歴史を考えたほうが、グローバルのビジネスで役に立つこと請け合いです!

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